人生初?

実証研究が Applied Economics Letters にアクセプトされました: Novelty-Seeking Traits and Applied Research Activities," Tat-kei Lai and Kenji Sato との共著。

 

 

長い道のりだったし、どちらの共著者とも幾度となく打ち合わせたし、実証オンリーは人生初だし、ほんとになんだかうれしくて仕方ないです。

 

 

 

あえて雑に言いきってしまえば、

  • 「新しいモノ好きな国民性」は基礎研究活動にはプラスだけど、応用研究活動にはマイナスかもしれない?

がパンチラインです。もうちょっと正確を期せば、

  • 「新しいモノ好きな国民性」は自然科学研究のような基礎研究活動にはプラスだけど(Goren 2018)、
  • 特許等の知的財産権取得につながるような応用研究活動にはマイナスかもしれない、可能性があるかもしれない?(本研究)

です。実証的には「本当?」、本当と suppose すれば、実証・理論的に「なぜ?どのようにして?」が次の自然なクエスチョンと思います、が、なにはともあれ、、、です!

(写真、パリで共著者がふるまってくれた中華料理で、プロかっていうくらいおいしくて、良い思い出です。私の写真が下手なのが極めて残念です。)

Featured Topics

2024年11月: Discussion Paper を発行しました: Agricultural Trade and Industrial Development (with Angus C. Chu, Pietro Peretto, and Rongxin Xu),  MPRA Paper No. 122630.  

2024年6月: Political Fragmentation versus a Unified Empire in a Malthusian Economy (with Angus C. Chu and Pietro Peretto) が, Journal of Economic Behavior and Organization に公刊されました. 

2024年4月: Love of Novelty: A Source of Innovation-Based Growth... or Underdevelopment Traps? (with Tat-kei Lai and Kenji Sato) が Macroeconomic Dynamics に公刊されました. 

2023年9月28日: ChuoOnline にて「市場の質理論から生成AIを考えてみる」を執筆しました。

2023年5月: 日経ビジネスの「グローバル・インテリジェンス」に矢野誠氏 (京都大学経済研究所特任教授) との共著記事「産業革命サイクル生む「市場の質」 好循環生み出す政策を」が掲載されました. 

2023年1月: Two-Dimensional Constrained Chaos and Industrial Revolution Cycles (with Makoto Yano), Proceedings of the National Academy of Sciences 120 (5), e2117497120 が公刊されました. 

 

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