Paris-Dauphine VI

観光べた、というか、旅行者レベルが低いので、パリに滞在していても、自発的に観光しようという意欲はあまり湧かず、ついつい、コーヒー買って、オフィスに行って、日本ではなかなか時間を費やすことができない ― こんな、つまらない言い訳をするような年頃になりました ― 「研究」に没頭してしまう。なんて退屈な人間なんだろう、と、日本にいるとあまり感じないけど、Dauphine の同僚や IESEG の友人と話していて、また、彼らの言外の意を勝手に察したりして、自分の奇妙さから目を背けることはできない。そうはいっても、せっかくの共同研究なんだから、なんとしても成功させたい、という意識から逃れることも、またできない。とはいうものの、ランチや夜くらいはちょっと、という気持ちもあるが、旅行者レベルが低くすぎて、気が向かない。にもかかわらず、意外にもいろいろと出歩けているのは、友人たちの、親切なおもてなしのおかげです。本当に、ありがたいことです。

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2024年11月: Discussion Paper を発行しました: Agricultural Trade and Industrial Development (with Angus C. Chu, Pietro Peretto, and Rongxin Xu),  MPRA Paper No. 122630.  

2024年6月: Political Fragmentation versus a Unified Empire in a Malthusian Economy (with Angus C. Chu and Pietro Peretto) が, Journal of Economic Behavior and Organization に公刊されました. 

2024年4月: Love of Novelty: A Source of Innovation-Based Growth... or Underdevelopment Traps? (with Tat-kei Lai and Kenji Sato) が Macroeconomic Dynamics に公刊されました. 

2023年9月28日: ChuoOnline にて「市場の質理論から生成AIを考えてみる」を執筆しました。

2023年5月: 日経ビジネスの「グローバル・インテリジェンス」に矢野誠氏 (京都大学経済研究所特任教授) との共著記事「産業革命サイクル生む「市場の質」 好循環生み出す政策を」が掲載されました. 

2023年1月: Two-Dimensional Constrained Chaos and Industrial Revolution Cycles (with Makoto Yano), Proceedings of the National Academy of Sciences 120 (5), e2117497120 が公刊されました. 

 

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