観光べた、というか、旅行者レベルが低いので、パリに滞在していても、自発的に観光しようという意欲はあまり湧かず、ついつい、コーヒー買って、オフィスに行って、日本ではなかなか時間を費やすことができない ― こんな、つまらない言い訳をするような年頃になりました ― 「研究」に没頭してしまう。なんて退屈な人間なんだろう、と、日本にいるとあまり感じないけど、Dauphine の同僚や IESEG の友人と話していて、また、彼らの言外の意を勝手に察したりして、自分の奇妙さから目を背けることはできない。そうはいっても、せっかくの共同研究なんだから、なんとしても成功させたい、という意識から逃れることも、またできない。とはいうものの、ランチや夜くらいはちょっと、という気持ちもあるが、旅行者レベルが低くすぎて、気が向かない。にもかかわらず、意外にもいろいろと出歩けているのは、友人たちの、親切なおもてなしのおかげです。本当に、ありがたいことです。
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