べんきょう

ひさしぶりに、他人の論文を、流し読みじゃなく、full force で、重箱の隅をつつくように読み倒した、まとめまでつくってみた。(院生のころは二日くらいでやっていた作業ですが、こんかい1週間以上かかったのはなぜだろう。)

 Grossman and Rossi-Hansberg (2008, AER)。貿易理論の基礎を思い出したり、あやふやな理解を confirm したり、誤解を正したりしつつーーそれにしても、誤解が、、、おどろくほどいっぱいあったなーーひさしぶりに、「べんきょう」した気がします。そして、よい論文をフルで読み倒すと、自分の思考やアイディアも刷新されることに気づく。

 途中つかれてきて、英語がいろいろなものに、模様とか暗号とか迷路とかに、見えました。かえって、数式のほうがはるかに言語的というか、 even more telling なのは、あいかわらずですね。大学院生のころから進歩してないなあ、とおもいました。

 

写真は、Lynn Canyon Park にて。

 

 

 

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2024年11月: Discussion Paper を発行しました: Agricultural Trade and Industrial Development (with Angus C. Chu, Pietro Peretto, and Rongxin Xu),  MPRA Paper No. 122630.  

2024年6月: Political Fragmentation versus a Unified Empire in a Malthusian Economy (with Angus C. Chu and Pietro Peretto) が, Journal of Economic Behavior and Organization に公刊されました. 

2024年4月: Love of Novelty: A Source of Innovation-Based Growth... or Underdevelopment Traps? (with Tat-kei Lai and Kenji Sato) が Macroeconomic Dynamics に公刊されました. 

2023年9月28日: ChuoOnline にて「市場の質理論から生成AIを考えてみる」を執筆しました。

2023年5月: 日経ビジネスの「グローバル・インテリジェンス」に矢野誠氏 (京都大学経済研究所特任教授) との共著記事「産業革命サイクル生む「市場の質」 好循環生み出す政策を」が掲載されました. 

2023年1月: Two-Dimensional Constrained Chaos and Industrial Revolution Cycles (with Makoto Yano), Proceedings of the National Academy of Sciences 120 (5), e2117497120 が公刊されました. 

 

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