英語論文を書く、必携の書と出会う

英語論文の書き方について、その最低必要用件というか、システマティックなノウハウが明記されている、最高に有益な本と出会う。まさに、これだ!!っていう本です。英語論文の「型」(と、はいごにある、英語議論の「型」)について明示的に書かれていて、とっても勉強になりました。

 

社会科学系のための「優秀論文」作成術ープロの学術論文から卒論まで

川崎剛、勁草書房、2010。

 

 この本のもうひとつよいのは、学問の各段階(卒論、修論、博士論文、レフェリー付きの雑誌掲載論文)に分けて説明がなされていることです。論文を書くという作業には(って、なんて身の程知らずで僭越な!)、いわば、ひとりディスカッション?、とでもよぶべき作業の徹底的実行が欠かせない(気がする)わけで、、、加えて、「ひとりディスカッション」の実行中は、いやでも自分の言葉で思考せざる得ない(気がする)わけです。したがって、

「論文書く」⇒「ひとりディスカッション」⇒「自分の言葉で思考する訓練」

というチャートがなりたつ(のかなと思う)わけであります。

 や、何が言いたいのかといいますと、つまりこの本は、卒論に取り組む学部生にも、とってもおすすめです!ということです。

Featured Topics

2024年11月: Discussion Paper を発行しました: Agricultural Trade and Industrial Development (with Angus C. Chu, Pietro Peretto, and Rongxin Xu),  MPRA Paper No. 122630.  

2024年6月: Political Fragmentation versus a Unified Empire in a Malthusian Economy (with Angus C. Chu and Pietro Peretto) が, Journal of Economic Behavior and Organization に公刊されました. 

2024年4月: Love of Novelty: A Source of Innovation-Based Growth... or Underdevelopment Traps? (with Tat-kei Lai and Kenji Sato) が Macroeconomic Dynamics に公刊されました. 

2023年9月28日: ChuoOnline にて「市場の質理論から生成AIを考えてみる」を執筆しました。

2023年5月: 日経ビジネスの「グローバル・インテリジェンス」に矢野誠氏 (京都大学経済研究所特任教授) との共著記事「産業革命サイクル生む「市場の質」 好循環生み出す政策を」が掲載されました. 

2023年1月: Two-Dimensional Constrained Chaos and Industrial Revolution Cycles (with Makoto Yano), Proceedings of the National Academy of Sciences 120 (5), e2117497120 が公刊されました. 

 

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