研究出張の途中経過

研究ミーティングの成果は良好で、それぞれ進行度は異なりますが、合計4本の論文が書かれつつあります。(そのうち2本は以前ここで紹介したものです。)が、明日のセミナー報告が佳境です。京都大学の矢野誠教授との共同研究で、産業革命に関連した内容の研究報告なのですが、良く考えてみると、、、イギリスで産業革命に関連した話をする、、、ってかなり大胆というか、分をわきまえてないというか、かなり緊張しています。だいたい water も聞き取れないのに、、、(プアなリスニング能力を補完する)自分の直感とイマジネーションを信じるしかない。

 いつも思い出すのが、、、入試の前日はまんがをよめ、、、という、小学生のとき塾の先生がいってた言葉で、まあおそらく、リラックスしろ、ということと、前日にもなってわたわたしてるようではしょうがない、という少なくとも2つの教訓があるように思います。

 ぼくはこれらの教訓から若干離れて、このメソッドを表層的に信奉していて、今日も日本語の本ばかり読んでましたし、別の(明日のプレゼントとは無関係の)研究ばっかりしてました。こういう自分をごまかす系の言葉だけはよく覚えてるんです。(明日できることは今日するな、とかね。)他に、もっとストイックな言葉がいっぱいあったはずなのですが、まったく思い出せず。

 

Featured Topics

2024年11月: Discussion Paper を発行しました: Agricultural Trade and Industrial Development (with Angus C. Chu, Pietro Peretto, and Rongxin Xu),  MPRA Paper No. 122630.  

2024年6月: Political Fragmentation versus a Unified Empire in a Malthusian Economy (with Angus C. Chu and Pietro Peretto) が, Journal of Economic Behavior and Organization に公刊されました. 

2024年4月: Love of Novelty: A Source of Innovation-Based Growth... or Underdevelopment Traps? (with Tat-kei Lai and Kenji Sato) が Macroeconomic Dynamics に公刊されました. 

2023年9月28日: ChuoOnline にて「市場の質理論から生成AIを考えてみる」を執筆しました。

2023年5月: 日経ビジネスの「グローバル・インテリジェンス」に矢野誠氏 (京都大学経済研究所特任教授) との共著記事「産業革命サイクル生む「市場の質」 好循環生み出す政策を」が掲載されました. 

2023年1月: Two-Dimensional Constrained Chaos and Industrial Revolution Cycles (with Makoto Yano), Proceedings of the National Academy of Sciences 120 (5), e2117497120 が公刊されました. 

 

愛知大学経済学会主催のセミナーシリーズ「ささしまセミナー」が順調に開催中です!