科研プロジェクトの途中経過

Durham での研究ミーティングにむけて、2つの研究の第一稿が完成しました!とりあえず、一つだけ、、、

Chu, Angus C., and Yuichi Furukawa, 2012. "Patents versus R&D subsidies in a Schumpeterian growth model with endogenous market structure," MPRA Paper 41083. 

研究内容の紹介(preliminary and tentative):

  • どんな研究? 技術進歩の促進を目的とするマクロ経済政策として、(a) 特許保護の強化(例、模倣行為を厳しく取り締まる)と (b) 企業の研究開発(R&D)投資への補助金、どちらの政策がより効果的か、理論的に検討している研究です。
  • 新しい点は? 自由参入があるケースに着目して、2つの政策の効果を比較している点が、マクロ経済学の既存研究にはなかった点です。
  • 主要な結果は? TBC (August 30 2012)

 

追記:写真は先週末の散歩より。中央に小さくみえる海は、ときおり遊びに行く場所(Barnet Marine Park)です。

 

 

Featured Topics

2024年11月: Discussion Paper を発行しました: Agricultural Trade and Industrial Development (with Angus C. Chu, Pietro Peretto, and Rongxin Xu),  MPRA Paper No. 122630.  

2024年6月: Political Fragmentation versus a Unified Empire in a Malthusian Economy (with Angus C. Chu and Pietro Peretto) が, Journal of Economic Behavior and Organization に公刊されました. 

2024年4月: Love of Novelty: A Source of Innovation-Based Growth... or Underdevelopment Traps? (with Tat-kei Lai and Kenji Sato) が Macroeconomic Dynamics に公刊されました. 

2023年9月28日: ChuoOnline にて「市場の質理論から生成AIを考えてみる」を執筆しました。

2023年5月: 日経ビジネスの「グローバル・インテリジェンス」に矢野誠氏 (京都大学経済研究所特任教授) との共著記事「産業革命サイクル生む「市場の質」 好循環生み出す政策を」が掲載されました. 

2023年1月: Two-Dimensional Constrained Chaos and Industrial Revolution Cycles (with Makoto Yano), Proceedings of the National Academy of Sciences 120 (5), e2117497120 が公刊されました. 

 

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